北九州と文学・北九州ゆかりの作家たち

2014年04月26日

先日、北九州市立文学館に、北九州と文学・北九州ゆかりの作家たちと題して、学ぶ機会を戴きました。

http://www.kitakyushucity-bungakukan.jp/

 

北九州ゆかりの作家さんって、どんな人たちがいると思われますか?

有名な所では、森鴎外がいますね。鍛治町にも旧居があります。

第12師団軍医部長として小倉に赴任してきたのが、明治32年。

非常に優秀なエリートだったらしいのですが、軍のトップ候補から漏れ、左遷されたというのが本当の所のようです。

今川館長さんというとても説明の上手な方からレクチャーを受けました。

そして、脱線話がまた為になることが多く、もっと本を読むべきだったと後悔(^^;)

鴎外は、それまでエリートとして、かなり横柄な人柄であったらしく、小倉に赴任した際の見送りが、乃木将軍1人だけだったらしいです。

それが、小倉に赴任してきてから、人々の機微に触れる機会が多くなり、人としての器を大きくしていったようです。

小倉から別の赴任地へ異動する際には、1000人の見送り人がいたという事ですから、小倉に来てからの鴎外は、以前と全く違う印象になったんでしょうね。

そういった人と人とのふれあいなどを感じる事が出来るのは、当時の書き物などにもつづられているようです。

 

文学というと、少しお堅いイメージがありますが、森鴎外の様子の変化などの周辺を学ぶという事も一つの文学と言えるようなのです。

そう考えると、ちょっと興味が湧いてくるような気がします。

 

その他にも、林芙美子や火野葦平、杉田久女、松本清張、劉寒吉、岩下俊作など、多数の文学の歴史に名を連ねた方たちの本や資料などがたくさん文学館には展示されています。

 

実は、文学館、初めて行きました(苦笑)場所もちょっとよく知らない・・・っていう程度でした。

北九州市民ながら、ちょっとお恥ずかしい限りですが、今後はもっと興味を持って、北九州ゆかりの方々の本を読んで、人としての情感などを感じられるようになりたいなと、今回の学びを通して感じました。

 

是非、皆さんも一度足を運んできてはいかがでしょうか?おすすめです!!

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