耳が痛い話
2013年09月11日
耳が痛い話。
病気のことではありません。^^
「耳が痛い」とは、
「他人の言葉が自分の弱点をついていて、聞くのがつらい。」(小学館 「デジタル大辞泉」)
という意味だそうです。
耳が痛い話をされると、まず口をついて出るのが、身を守る為の言い訳です。
これがあるから、あれがあるから出来ない。無理無理~
言い訳の次は、
そんなことを言われたくない、なんで言われなくちゃいけないの?
と、怒りへと変わっていくこともあります。
子供の頃は、親や学校の先生、周りの大人たちから、
叱られたり、助言を受けたり、耳が痛い話をされる場面が大いにあるのですが、
大人になると、そういった機会がぐっと少なくなります。
的確なことを指摘されても、出来ていないと言い訳をしてしまうし、
これは個性だ、直せない!と開き直ってみたり、
反発したり、不機嫌になったり。
自分でわかっているからこそ、他人に指摘されたくないのですね。
一番やっかいなのは、指摘されたことが、自分の弱点だと気付かず、
素直に聞き入れられないことです。
これは非常に残念なことです。
一方で。
耳が痛い話をする側としては、
無関心、あるいはどうでもよいと思っている人には、
おそらく声もかけないでしょう。
相手のことを気にかけて、「もっと成長して欲しい!」
と願っているからこそ話をするのだと思います。
耳が痛い話をする人を敬遠しがちですが、
どういう思いで言ってくれているのかを汲み取ることができたら、
素直に話を受け入れることができると思います。
自分の弱点を知り、省みるよいきっかけとなるはずです。
素直に話を聞く、反省点は、改善していく。
それが自身の成長につながっていくような気がします。
言われる内が花ですね!
築炉工事の設計・施工、セラミックスの超精密加工に技術・技能を活かす板井築炉株式会社
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