起業祭
2014年11月12日
私の住んでいる北九州市八幡では
毎年11月の上旬に起業祭というお祭りがあります。
今は市民の祭りとして開催されていますが
もともとは官営八幡製鐵所(現 新日鐵住金八幡製鐵所)の創業を記念して
明治34年に始まった歴史の古いお祭りです。
昭和40年代ごろまでは、起業祭の開催期間中は
八幡の小中学校はお休みだったというから驚きです。
それだけ製鐵の存在感が大きかったということなのでしょう。
出店の屋台が並び、みぞれや雪が舞う中
沿道は芋の子を洗うような人出でにぎわっていたそうです。
さて、この八幡製鐵所を含む「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」が
今年度の世界文化遺産の推薦案件としてユネスコに提出されているところです。
H27年の夏には世界遺産登録についての審議があるようですが
ぜひとも登録が決定されて、かつてのようなにぎわいが戻ってくることを期待しています。
築炉工事の設計・施工、セラミックスの超精密加工に技術・技能を活かす板井築炉株式会社
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