続けていく事
2012年08月20日
皆さん、こんにちは、セラミックス部門の鋤田です。
おかげさまでセラミックスの事業は20年以上続けさせていただいて
おります。お客様の叱咤激励、構造上の変化、市場の変化など
さまざまな事があっては状況に耐えうるよう対応し続けて
きましたが、これは弊社だけではないでしょう。
続けていく事は、力であり、実績・信頼だと思うのですが
今回注目したのは漫画の業界です。
まさに腕一本の世界で、面白くないといつでも切られる
実力の世界です。
その中で延々と連載をし続けられる方がいますが
いつ頃からこうした漫画があったかというと戦前の『のらくろ』
が最初ではないでしょうか?
元々漫画は読み切りであったのが現在の形になったわけですが
この『のらくろ』は戦前にしては長期連載した漫画なんです。
私の子供の頃は既に復刻版しかありませんでした。
のらくろこと野良犬黒吉が猛犬連隊で大尉まで出世する話です。
出世物語というのは楽しいものですが、元々作者は出世を考えて
なかったようで、進級させることで、連載を続けるというテクニック
を発見したわけです。戦時中、内務省の横やりが入り、途中で掲載は
中断、しかも少佐以上にすることもできなかったのですが
時代が異なり、連載をし続けたら、恐らく大将か元帥までなったん
ではないでしょうか。
現代ではもっと連載のテクニックが高度化されているせいか
何10巻とコミックを出し続ける方が多くなりました。
しかし、その中に秘めた努力というものを感じたわけです。
築炉工事の設計・施工、セラミックスの超精密加工に技術・技能を活かす板井築炉株式会社
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