ストロークとは
2012年11月30日
最近、ストロークを与えていないなぁ~と反省・・・
ストロークとは、心理学用語の一つで、TA(トランザクショナル・アナリシス)交流分析というものの中で、使われる言葉です。
以前、少し習ったのを、最近ちょっと思い出しました。
私たちは自らの肉体を保持していくために、毎日食べ物を食べています。食べ物をストップすると、私たちの肉体は衰えていき、最後は死んでしまいます。私たちの心も同様です。ストロークとは、私たちの心の食べ物、心の栄養源のようなものです。ストロークが欠乏すると、人はストロークを得ようとして色々な問題行動を起こし始めます。
子どもたちに、「今日もよく、頑張ったみたいだね」と声をかけると、とっても嬉しそうに今日一日の話をして、また明日頑張ろうという気持ちになると思います。
このように、ストロークを与えられると、一人ひとりの心が満ち足りて、本来の自分らしさや人間らしさを取り戻します。そして、ストロークが多ければ多いほど、心も表情も豊かになり、生き生きとしてきます。
TAを開発したエリック・バーン博士は、「人間は、本来王子様王女様として生まれるが、途中で魔女に出会い、カエルに変えられる」と言っています。
つまり、生まれたときの子どもはとても輝いているのですが、大きくなるに従って、両親に「お前はこんな子」「お前はあんな子」と言われることにより、輝きを無くしてしまう、ということです。
一人ひとりの人間にストロークを与えることは、まさに人間本来の姿である王子様王女様の輝きを取り戻すことになります。
人はストロークを得て満足感や充足感や喜びを体験することができるのです。
人間は人から認められることによって喜びを感じ、「よし、やるぞ」とやる気を奮い立たせるのです。
無意識に、「やる気」を損ねてしまっていることもあるかもしれませんね、反省です。
さあ、まずは、今日帰って、子供たちに「ストローク」を与えて、王女様になってもらおうかな。
日曜は、幼稚園で生活発表会があり、うちの娘は、「不思議の国のアリス」をやるそうです。
役は、「王女様」ではなく「女王様」らしいです(笑)
築炉工事の設計・施工、セラミックスの超精密加工に技術・技能を活かす板井築炉株式会社
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